こんなにも素直に言える日が来るなんて思わなかった

よわかてが最終回を迎えて終わりました。

最終回を前に、あくつくんがブログで「二宮さんからもらった言葉を大切にする」と言っていて。山崎くんが番宣で「二宮先生から最後にひとりひとりにもらったメッセージでみんな大泣きしました。」と言っていて(二宮先生て!)。公式サイトやクランクアップのレポで卒業式のシーンがアドリブの20分間の長まわしのシーンだと知って。当日のズムサタでにのがそのシーンについて「3ヶ月みんなと一緒にいて生まれた言葉だった」と言っていて。
にのが自分で考えた言葉を観れるんだっていう高揚感と期待と緊張に包まれながら最終回を見ました。

その卒業式でのひとりひとりへのメッセージのシーン。
青志から部員へのメッセージでもあり、にのから本人へのメッセージでもあると重ねながら見ていました。
それは放送後、部員の子たちのブログを読みながら、より一層そう思った。想像でしかないけど。
並行して仕事をしていたり、次の仕事がある人への言葉、二度目の共演の人への言葉、仲間との関係に悩んでいた人への言葉。どれも人のことをよく見ているにのの言葉だなって思った。
その中でも私が最も好きなのは岡留へのメッセージ。「過去に拘ることを悪いことだって言う奴もいるけど、拘ったからこそ、前に進めることもあるんだよ。」優しくて好きなの。
それから、最終回が終わって何度もこのシーンを見ているけど、何度見てもいつ見ても感情が込み上げて涙が溢れそうになるのは、白尾へのメッセージ。「お前なんだ。城徳がここまでこれたのは。俺がダメでも、他の奴になめられたって、「白尾が」「白尾が」、その気持ちでみんなここまでこれたんだ。でもな、その言葉を誰よりも嘘にしないように頑張ったのは、白尾だ。孤独だったろうし、辛いこともあったと思う。けど、いつもと変わらず笑って、おうって言うお前に俺達は何度も助けられたんだ。ありがとう。」事務所の先輩から後輩へのメッセージに思えた。俳優ではなくアイドルとしての言葉に聞こえて。
特ににのぽさを感じたのは、赤岩へのメッセージ。「これから何か決断するときは今みたいに振り返れ。支えてくれた人たちのことを思い出して。感謝するつもりで決断をしろ」にのの中にある考え方だなーって。

最初は、そうやって言葉の裏をかくように考えていたけど、時が経つと、メッセージそのものが、そのまま本人へのメッセージでもあるとも思うようになった。
というのは、それぞれの役者さんが生み出した役柄をにのは受け取っていたよっていうことなのかなって。若い役者さんたちが、それぞれに悩んで考えて役作りをしていって、その作り出した役を見てたよって。そうだとしたら、これはすごくうれしいだろうなーって。あのシーンで、アドリブであの表情をする部員たち、きっとにののメッセージは宝物になるよね。
ドラマが始まる前に、にのが、人のため、後輩のためにやると言っていたけど、そのとおりににのは部員の子たちを育ててきたんだろうなー。目に水分いっぱいにして、溢れだして、唇震わせて、一言ずつ噛みしめるように話す姿から、込めてきた想いの深さを垣間見たように思った。そういうにのの想いと、それをアドリブであんな風に受け取れる部員の子たち、両者の間に築かれた関係、現場の雰囲気が合わさって、それぞれが悩んだり考えたりしながら想いを込めて取り組んでいたからこそ生まれたシーン。私にとっても宝物だよ。
これから、まだ始まったばかりの彼らの役者人生で、この作品に出演したこと、にのと共演したことは、通過点にすぎないかもしれないけど、この作品があったから、あのときのにのの言葉があったからというような糧になるようなものになっていたら嬉しいな。(って私は何の立場なのかw)

そして、このシーンが最後じゃないところが好きだった。いい最終回だったと思う。
谷内田のボールを何度も受けて、ようやく3アウトをとって1回が終了。そのあと、研究室に戻った青志、OBとして試合を観戦している3年生を見て、いいなって。青志と野球部員たちの人生の1ページ、一緒にいた1年間を切り取っただけの話。それぞれの人生は続いていくんだねーって。最後までブレなかったなーと思ったわけです。

もちろん、最終回にしてもそれまでにしても、残念に思うところはある。最終回はだいぶカットされているだろうし、私はにののファンだし雑誌の連載や部員の子たちのブログを読んだりしていたから、すごく心を動かされたけど、ドラマだけ見ていたらそれまでのエピソードや青志の役柄の描き方が弱くて、軸になるものがはっきりしなくて、引き込まれにくい結果の数字だったのだろうとも思う。

でも一方で、分かりやすいのがいいわけではないとにのが言っていたけど、善悪を分かりやすく分けて判断を下すのではなくて、否定も拒否もしない、どんな相手だろうと、その人を認めて、受け入れて、どんな決断だろうと、みんなが肯定するところが好きだった。ひとつの答えを決めるのではなくてね。描こうとしていることや方向性が好きだからこそ、惜しくて残念だとも思うわけで。

あとは、やっぱり私はにのが好きだから。最終的にここに行き着いてしまうのだけど。
webテレビジョンのクランクアップのレポで、にのがあいさつで「本当に楽しくやれた現場ですし、自分のやりたいことだったり、こうなったらいいなということをどんどん具現化していく作業が本当に面白くて、またいつかドラマっていうものに触れてみたいなという作品になったと思っています。」と話したと読んで。
にのが最初から最後まで制作に携わって、好きだと伝えられる作品に出会えたことが本当によかったと、心から嬉しかったです。

3ヶ月間お疲れ様でした。本当にありがとうございました。

最後に。BOXに最終回の未公開シーンやweb限定動画やそこに入らなかった動画やインタビューなど特典映像いっぱい入れてくださいねー!お待ちしてます!

祝31歳

にの31歳のお誕生日おめでとう。

ひとことで言うと、30歳のにのはとてもかっこよかったよ。目が覚めるようなかっこよさに、ここ数年ウトウトしていたのに本当に目が覚めたよ。

初の冠番組ニノサンが始まって、その第1期の最中に30歳を迎えて。24時間テレビでの日本調査、それが年末に特別番組になって。秋からはニノサンの第2期が始まって、レギュラーでもコーナー(ニノミ屋)が始まって。そうやって、バラエティの仕事がどんどん繋がっていく中、3年半ぶりの連続ドラマがきて。そのドラマは一昨年の24時間テレビがきっかけとなっていて。今までの積み重ねが少しずつ実になっていくような、そんな1年だったのかなと思う。
一方で、嵐は末ズが30歳になって、 グループの全員が30歳になったことが影響しているのか分からないけど、アラフェスやラブでしっかり時間をとってコンサートを作っていることが感じられるようになって、嵐のこれまでとこれからを5人で話し合って、のちに転機として位置づけられるかもしれない1年だった気がしてる。

そんな展開と変化の渦中で、にのから発せられる言葉から覚悟や優しさが溢れていて。
ドラマの現場では、後輩たちのために、ちょっと素直に分かりやすい言葉で伝えて、演技で魅せて、現場を作っていって。そのひとつひとつが、ひたすらかっこいいって思ったのでした。

31歳になったこれから、きっといよいよ転換期の真っ只中に入っていく。自分たち発信でやっていく、目指す未来を実現していく一歩を踏み出すのだと思ってる。
ちょっとの不安はあるけれど、楽しみな気持ちの方がはるかに大きいよ。
30歳のにのにたくさんの言葉をもらったから。これから、自分たちのやりたいことをやっていく嵐とにのの姿を見たいから。だから、いついつまでもついていくよってあらためて思った30歳の1年でした。

だから、31歳のにのも、その先も、かっこつけてかっこよくいてね。今よりもっとおじさんになっても、いつまでも、かっこいいって思わせてね。
天邪鬼でひねくれているのに素直で、誰よりも優しいにのに、たくさんの幸せが訪れますように。
思い描く未来へ繋がる日々となりますように。

30歳最後の日に、よわかてオールアップ。
誕生日にはもう撮影終わってるって言っていたのに、ぎりぎりで終わってなかったね。
31歳の最初の日に、VSの収録。
にのが誰よりも大好きな嵐の人たちにお祝いしてもらって。
奇跡みたいなめぐり合わせだね。
そして、31歳の最初の作品がピカンチ
きっときっと素敵な1年になるに違いないね。
お誕生日おめでとう。

車輪が回りだしたら…

アラフェス2013を毎日見ています。
ようやくだいぶ健康的な見方ができるようになりました。←
行きたかったな。この場にいたかったな。
この想いはこの先もずっと消えることはないからうまく付き合っていくしかない。そう思ったら少し健康的になれた(笑)。

前回のアラフェスと投票結果があまり変わらなかったということで嵐もずいぶん頭を抱えたのかな。その結果、試行錯誤して作られたコンサートだというのが伝わってくる、いいコンサートだなーとしみじみ思った。もし今後またこういう形式でのコンサートをするなら投票方法は見直してほしいけどね!(会員番号を記入して番号順にいくつかに区分した中での投票結果を出してほしいなーとか。そうでないと2006年以前の曲はなかなか結果に出てこないよ。)(はっ!グチになってしまった!)

私は特に相葉ちゃんコーナーと翔ちゃんコーナーとにのコーナーが大好きで。ひとまず通して見たあとはずっとこの三人のコーナーを見てる。

ハログッバイ。この曲はもともと大好きだけど、相葉ちゃんがメインステに向かっていって、そこに4人が現れるところですごく幸せな気持ちになって、ますます好きな曲になった。にのが「会いに行くよ」って歌うところね!フラれた気分になったのは私だけでしょうか(笑)。ぐわんって体ごと相葉ちゃんに向けられたら、あ、相葉ちゃんには敵わないんだった。ってもともと同じ土俵じゃないくせに思ってしまったよごめん。そしてにのが体ごと相葉ちゃんに向けて歌っているときの、翔ちゃんとさとしくんと潤くんの顔。いつも仲良しなにのあいを見守ってくれてるのねーってにやけちゃう。

素晴らしき世界。この曲は、初めての国立の時ににのあいがセトリを考えてみようっていうので1曲目に選んでいた曲。そのときは採用されなかったけど、ずっと温めていたのかな。ようやく明るい時間帯(といってもDVD収録日は曇っているけど)に歌えてよかったね。(と思って泣いた。)

ラブシチュ。この曲は踊ってこそだよね!踊ってくれてよかった!衣装が残念だけど!(これだけじゃなくて今回衣装だけは残念なのがわりと多い><)

翔ちゃんコーナーは、HipPopからのC&Sの流れが鳥肌もの。本当にかっこいい。しかも!C&Sのにの!何かが舞い降りてきたとしか思えないほどのかっこよさ!目が覚めるほどのかっこよさ!この時期はぽにょってるピークに近いと思っていたけど、それが気にならないほどのかっこよさ!ビジュアルだけでこんなにときめいたの久しぶりだよー!←
にのは、意識的なのか無意識的なのか分からないけど、曲に合わせて表情や放つ雰囲気を変えてくる。曲と演出とにの自身が一体化してパフォーマンスが完成する。これが本当にすごいなーといつもいつも思う。

アデイ。「今からラップパートと歌パート交換しまーす!」という翔ちゃんの演出。にのと相葉ちゃんと翔ちゃんが楽しそうで幸せな気持ちで満たされる。「君の涙笑顔みんな全部〜」のところで翔ちゃんがめっちゃ笑っているのは何があったのかな〜。相葉ちゃんがにのの肩をたたいて何か言ってにのが笑っているのは何を話したのかな〜。気になる、知りたい、でも楽しそうだから何でもいいか、という気持ちにさせてくれる幸せオーラが素晴らしいよ。そして、寸足らずなにののフェイク!これは、きゅーーーってなった。のうぜんかつら並みにきゅーーーって。この演出をしてくれた翔ちゃんにありがとうの気持ちでいっぱいです。いいもの聴けたなあ。

ラキメン。基本的に私は何でも踊ってほしいの、この曲に対しても何で踊らないのサビで手を左右に振るだけとかやめてと思ったけど、代わる代わるラップをやっては5人でこじんまりと、だけど5人でものすごく楽しそうにしてるのを見ると、踊ってないけどいいよ!と超上から思ったのでしたw(偉そうにしてごめんなさい)5人が5人だけで楽しそうにやっている姿を少しおいてけぼりにされながら見る。それがなんだかとても懐かしい感覚だったというのもあるのかな。そしてにののかわいいラップね。これに萌えない人とかいるの?(まがお)と思ったのでした。

翔ちゃんがこうやってアレンジしたのも、C&Sやリマカや5×10で歌詞を変えてきたのもすごく嬉しかった。たとえそれが年数を合わせただけだとしても。それすらできてなかったときもあったから。ちゃんと作ってきているのが嬉しい。

にのコーナーはさすがだった。Breathlessでの青と水の演出のあと、Callingでは赤と炎の対照的な演出をして、踊って見せて、still...でメッセージを伝えて聴かせて、秘密でおちゃらける。ひとつひとつをとってみても、一連の流れで見ても、完成していて。すごいなーと思う。

still...は当時レポを読んだときにも震えたのだけど。
「車輪が回りだしたら旅は始まってしまうからもうはぐれないように過去をそっと抱きしめる」
にのがここを選んだ理由。これは嵐を支えてきた人たちへのメッセージだよね。とりわけデビュー当時から支えてきた人たちへの。車輪が回りだしたらっていうのは、過去に回りだしたときのことと、これからさらに回りだすことの両方を指しているのかなって今は思う。車輪が回りだしてにのも寂しさがあったのかな、これから回りだすことに少し不安もあったりするのかな。その気持ちはみんなと同じだよ、旅は始まってしまっても過去を忘れていない、ずっと大事にしてるよ。そんなメッセージなのかなと思った。自分がこの過去の全てを共有していないどころか、そのほんの一部しか知らないことはすごく残念に思うけど、そんな想いを抱えてるであろうにのだから、それをこうやって伝えてくれるにのだから、好き。妄想だけどね。

still...の高くすりきれそうな歌声から一転、低い声でごちゃごちゃ言い訳するところから始まった秘密。
ほんっっっとに恥ずかしいんだね!ていうのが今回もよく伝わってくるいい言い訳(笑)。
WSでここだけ見たときは、何だよー真面目にやれよー誤魔化すなよー、ネルシャツはどこだよーとか柄の悪い感想ばかり抱いていたのですが。いやいや、がんばったねにの、と頭を撫でたい気持ちになったよ(笑)。

最後の挨拶で、翔ちゃんの夢という言葉に切なくなって、相葉ちゃんの素直でまっすぐな思いに心が洗われた気持ちになって、にのの「上」が何を暗喩しているのか考えちゃって。感謝でさとしくんが泣きそうになっているのを堪えているように見えて泣きそうになって。最後に潤くんが、聖火台に向かってお礼を言おうってところで吹き出しちゃって。本当にいいコンサートだなーと思ったよ。行けれなかったけど、こんな風景を見させてくれてありがとう。そう思った。

俺はお前たちに強い気持ちでプライドを持ってもらいたい

「弱くても勝てます」
5話と6話を見るとこのタイトルが改めて心にしみました。
どうしたら弱くても勝てるのか。
このドラマは、そのセオリーを探っては検証して実践してはまた探っていくものだけど、野球に限らず、学校生活での人との関係や、叶えたい夢や目標に向かうことだったり、仕事だったりでのそれを描こうとして、なおかつ実践しているドラマ。分かりやすく数字を取れる演出ではなくて、スタンスを変えないこのドラマ自体が弱くても勝ることに挑んでいると思う。
そもそも青志が野球部を辞めたけど野球がずっと好きなことも、もともと先生ではなくて研究者になったけど研究から外れるしかなくて先生になったことも、弱くても勝てることを描くための設定だと思う。

それを表しているのが5話での青志先生の言葉。
「何をするにしたって、初めから結果がわかってるなんてことは、ほとんどありませんからね。生きていくってことは、仮設と実験の繰り返しなんですよ。」
「生きていく」のところに様々なことが置き換えられると思う。
それから、野球部が初めての試合で負けたあとのプライドの話。
「弱いから強くなるんじゃないんだよ。弱いまんまで勝つんだ。」「勝ったからプライドを持てるんじゃないんだよ。そんなもの次負けたら簡単に崩れ去る。初めからプライドを持ってる奴だけが勝てるんだよ。だから俺は、お前たちに、弱い気持ちで持つんじゃなくて、強い気持ちでプライドを持ってもらいたい。」
ここは、ドラマを作っている側の人たちのプライドを青志に語らせているようにも感じて…(涙)。

そしてこのプライドの話が6話で生きてくる。プライドの話だけではなく、これまでドラマを形作ってきたストーリーやセリフや登場人物たちの設定が生かされたり、伏線となって少しずつ回収されたりしてとてもおもしろくなってきた。6話では、青志の退部と亀沢の退学を重ねて描いたり、文化祭の劇の中で亀沢が演じる役を亀沢本人に重ねたり、劇中の義両親と亀沢の両親の想いも重ねっていたりして、こういう描き方にとにかく私は弱くて、好きだなーすごいなーって思いながら見た。文化祭の劇に「女殺油地獄」って何でよ…と思っていたけど、亀沢の置かれた環境と、亀沢自身と、亀沢の両親を話の中で重ねられる作品が選ばれたんだって、本当に感動しました。(あと、教室の劇の設営が細かくて好きw)
特に、青志の退部と亀沢の退学については、青志は退学には反対だと言いながらも止められないと思っていたはず。楓さんが「あの頃とは正反対の確信に満ちた顔してる。」と言っていたとおりの今が青志先生の中にはあるから、青志は璃子に好きなものを捨てたあとに先に進めたかと聞かれて「それを言うと亀沢にどう接していいか分からなくなる」と言っていて。劇で亀沢が「受け取れない」と言っていたときの青志の表情。口元が微笑んでいて満足そうに見える。亀沢が教室から出ていくときは仕方ないなって、こうなることを分かっていたように見える。青志も野球部を辞めるとき、辞めたあとに通った道だから。

で、これだからね、この表情の演技ができるから!だから好きなんだよーーにのの演技ー(涙)。ってなる。
他にも、亀沢がひとりでバッティング練習している、「まるで最終打席だな」のシーンとか。6話はにのの表情の演技が冴えわたっていて!チャプター数がたいへんなことになりました。
さらににのの演技でいえば、ちゃんと先生らしく見えてきたと思う。新任の先生だから、最初は先生ぽく見えなくて当然、赴任して二か月が経って、ようやく先生らしくなってきた。そういうところまでドラマの話もにのの演技も作りこまれていて震えます…(涙)。
ちゃんと先生になってるよにの。
改めて本人の等身大の役って本当に嬉しい。永遠の17歳って言われるのもう嫌だったんだよー(どさくさw)

6話で重ねるといえば、青志が脚本を書いているところで本人と重ねてしまった。
書いている手がアップになって。それがにのの手で、にのの字で(当たり前だが)。
あなたがそうやってノートに書きためていた小説や脚本は今どこにありますか。
陽の目を見ることのなかったそれをまだ残していますか。
って泣きそうになった(感情迷子)。
青志とにのちゃんってちょっと似ているところがあるよねって思っていたけど、そんなこんなで6話ですっかり重なってしまいました。等身大の役って嬉しいなー(2回目)。はー。楽しい!(結局)

このドラマの中でどうにかならないのかと最も気になっていた璃子のこと。4話くらいまではただのウザイ人としか思えなくて。璃子には青志の引き出しになってなおかつ対等になってほしいって。璃子が青志と同じ方向を見据えて、一緒に考えるシーンが少しあるだけでだいぶ違うのになって。そういう意味では、ようやく真剣に城徳野球部に向き合って、少し青志と心を同じくしてくれたように見えてよかった。
それとは別で単純に青志と璃子のやりとりが大好きなんだけどね。青志の変人ぶりが炸裂☆って感じでw青志の部屋でのシーンは本当笑ったー。ただ、あのあと、璃子が目覚めて「何かしましたか!」「するわけないでしょう!」というやりとりがほしかったなー(笑)。

ジョンの連載に関するあれこれで書きたいことがあったのだけど、今日7話なのでとりあえずここまで。書きたいことがたくさんあって追いつかない…。

きっと夢が叶うとこ…

前回の日記ののちハワイの詳細が発表されてそんな単純な話ではなかったのだと思わされました。
情報解禁されて1週間ハワイのことをたくさん考え込んでしまいました。
過去形にしているのは、考えた末に自分の中で結論が出たからです。
決して楽しくもおもしろくもない内容だけど感じたことをつらつらと書いておきたいと思います。
ほぼグチなので続きは隠します。

続きを読む

何があったって今が最高って言えたらそれでいいんじゃない?

2014年5月8日に情報解禁されました。嵐のハワイでのコンサート開催。
にのの言葉を思い返してめぐらせて、ぐるぐる考えて自分の中でひとまず落ち着いたので着地点を残しておこうかと。

私はラブコン福岡に入っていないので伝え聞いたり、ウェブのレポを読んだだけなのだけど、オーラスの前日、5人だけで呑んだ時に、これまでの話、これからの話をたくさんして、結局、嵐が好きだから、自分たち5人がみんなより嵐が好きだという話になったという話。
このときの話し合いはこのハワイのことだったんだってまず思って。何の疑いもなくそう思ったけど、そう思った根拠は何もありませんwだから、そうだったとしたらの話なのだけど。

オーラスの最後の挨拶を聞いた時には、嵐のこれからを話し合ったらそこにいきつくって、もともとずっとそうだよね。そう10年前に歌ってたじゃんって。それを今のタイミングでそこを確認するっていうのが、嵐が嵐を守っていく覚悟をしたように感じて。これから流されないようにブレないように軸を固めているように感じて。何があったのか、あるのかまだ分からないけど、それを見守ることしかできないけど、がんばってこれからもついていくよって思った。(ってはてダの下書きに残っていた(笑))
大きい仕事を断ったのかもしれない。
そう思っていたのに、ハワイって!逆だったのかよっ。と思ったわけです。

そのオーラスの最後の挨拶でにのは、5人で話したときに、俺はみんなのことが大好きだからみんなと仲良くできればそれでいいよって話をして、これがもしかしたら応援してくれる人たちのことを考えてない発言になるかもしれないと話していて。来年みんなと一緒に楽しいことが自分たち発信で行えるようにがんばっていきたいと話していて。
年末年始の雑誌では、なんで15周年を祝わなきゃいけないのか分からないというようなことを言っていて。
それがどういう意味なんだろうとぐるぐるしていたの。

そして行き着いたのは、逆だったのではなくて、そのままだったんだってこと。
自分たちが嵐を好きだから、自分たち発信で、やりたいことをやるって決めてやるから。
だから、ハワイ行くね!って。ファンの人たちのことを考えていないことになるかもしれないけど、やりたいから。
ってそういうことなのかなって。
もちろん、そう言っているだけで、考えてないわけないんだけど。本当に考えていなかったら、こういう発言自体していないわけで。
2003年にハワイツアーが中止になって、いつかやりたいって気持ちはずっとあったのだろうと思うし。

それならば。5人に死ぬほど楽しんできてほしい。俺らが誰よりも楽しんだからっていうくらい楽しんできてほしい。
そこが一番の願いだし、たとえ自分が行けなかったとしても、そこを願っていたいと思った。
行けなかったときの保険みたいなところもあるかもしれないけど。
そうなったらいいなあ。
楽しくて幸せな5人、笑顔なにのがそこにいてくれたらいいなあ。
そして、できれば、行けなかったとしてもその姿をどこかで見させてほしいなとはどうしても思ってしまうけど。

ファンが出発する2、3日前に現地入りして、5人で写真集の撮影をしたり、のんびりしたりできたらいいのにね。
さすがにそれは無理かなー。

結局、いっぱいファンのことを考えての、先回りの言葉たちだったんだって思うと、愛されてるなーって都合よく思ってしまうのでしたw
いくらなんでも単純すぎるかな。

実際、自分が行けないことになったら、行きたかったよーってメソメソしそうなんだけど、そうしたときに、このエントリを見返したらいいと思う。
(ってやっぱり保険かよっていうw)

弱くても勝てるんだっていうのを一緒に証明してみせようじゃないか

「弱くても勝てます」好きです。
ドラマそのものも、そこに付随してこちらに伝わってくる、にのと共演者やにのとスタッフの関係、生徒役の人たちから話されるにのの姿、にのから出てくる言葉が楽しくて嬉しくて。30代最初のドラマがこのドラマで本当によかった。ありがたいなー。(って私の立ち位置は何なのって話だけど…)

正直に言うと、1話の時点ではあまりドラマ自体を楽しめていなかったかもしれない。
会話や場面転換のテンポがよすぎて不自然に感じたのと、青志先生のキャラクターが常軌を逸しているように思えたから。
でも後に、青志先生が城徳を卒業後、東大に行き、大学院を卒業して研究職に就いていることを考えると、そういう一風変わった人柄になるものかなと納得したのだけど。

2話で感じたことは、ひとつひとつの場面やエピソードはすごく良いけどそのひとつひとつが断片的にしか捉えられなかった。
1話で青志先生の人となりが投じられて(青志先生については、全話通して少しずつ見えてくる気がしていて、このドラマは青志先生の成長ものがたりでもあるのかなと思ってる)、以降一話ごとに部員の誰かがクローズアップされていく。野球部のドラマと、そこを構成する人たちのドラマという組み合わせが、詰め込まれすぎて消化しきれてないようなって思ってしまった。どちらもすごくいいのにもったいない気がしてしまうと。
ちなみにハイクにも書いたけど、2話で一番好きなシーン、好きな演技は、白尾くんに「俺が戻る代わりに監督をやめてくれますか」って言われたときの青志先生の表情。あのシーンでこの表情を選んだにのがたまらなく好きだと思った。

3話では、このドラマはドラマとしてもすごく好きだと思った回だった。そう思った瞬間は、高校生の青志先生と柚子がキャッチボールをしていたのが青志先生が野球をやめたあとだったというのが分かった瞬間。「野球部は辞めたけど、野球はもう少し続けたわ。だって、卒業するまで、あなたのキャッチボールの相手してくれたもの。お父さんの代わりに。恩返ししないとね。」という楓さんのセリフと、柚子とキャッチボールをする青志先生の表情がすごく好き。きっと、青志先生が野球をやめたのはもっと理由があるはず、谷内田が青志先生にこんなにこだわっているのは何か理由があるはずって思わせる。そこをちょっとずつ出してくる、連ドラならではの展開ですね!って妙にテンションが上がったのでした。

4話ではついに城徳野球部の戦略が導かれる。それまでも青志先生から出てくる言葉が原作に忠実だと思っていたけど、今日戦略が導き出された瞬間を見て、原作では土台がすでに出来上がっていたけど、ドラマではその土台が築かれるまでの過程が丁寧に作られてあるんだと思った。野球部としての土台もだけど、青志先生と生徒たちの関係も。だからこそ、もどかしくもあるけどおもしろい。そう思った。

「よし、決まったな。これが、俺たち、城徳野球部の戦略だ!」

認識、仮定、検証してきた結果、ついに戦略が導き出されていよいよ実践。
きっと実践する中でまた課題を認識して、仮定して、検証しての繰り返しになるのかもしれないけど、その中で青志先生と生徒たちの成長を見れることを楽しみにしてる。
それだけでなくて、このドラマににのがどう携わっていくのかもすごく楽しみ。それと、生徒たちからのにのの話。ちゃんと先輩をやっていて、いい意味で気負っているにのの姿をこれからも聞けると期待してます。(そういう意味でジョンの連載が素晴らしすぎる)
+actで、そんなところまで話してくれるんだっていうことまで話していて、今後もどこかで読めますように。
+actやノンノや一途で、どこか今までだったら出さない部分を出しているように思えて。30代って素晴らしいなーと思っています(笑)。(って30代になっていない私が思っていますw)