車輪が回りだしたら…

アラフェス2013を毎日見ています。
ようやくだいぶ健康的な見方ができるようになりました。←
行きたかったな。この場にいたかったな。
この想いはこの先もずっと消えることはないからうまく付き合っていくしかない。そう思ったら少し健康的になれた(笑)。

前回のアラフェスと投票結果があまり変わらなかったということで嵐もずいぶん頭を抱えたのかな。その結果、試行錯誤して作られたコンサートだというのが伝わってくる、いいコンサートだなーとしみじみ思った。もし今後またこういう形式でのコンサートをするなら投票方法は見直してほしいけどね!(会員番号を記入して番号順にいくつかに区分した中での投票結果を出してほしいなーとか。そうでないと2006年以前の曲はなかなか結果に出てこないよ。)(はっ!グチになってしまった!)

私は特に相葉ちゃんコーナーと翔ちゃんコーナーとにのコーナーが大好きで。ひとまず通して見たあとはずっとこの三人のコーナーを見てる。

ハログッバイ。この曲はもともと大好きだけど、相葉ちゃんがメインステに向かっていって、そこに4人が現れるところですごく幸せな気持ちになって、ますます好きな曲になった。にのが「会いに行くよ」って歌うところね!フラれた気分になったのは私だけでしょうか(笑)。ぐわんって体ごと相葉ちゃんに向けられたら、あ、相葉ちゃんには敵わないんだった。ってもともと同じ土俵じゃないくせに思ってしまったよごめん。そしてにのが体ごと相葉ちゃんに向けて歌っているときの、翔ちゃんとさとしくんと潤くんの顔。いつも仲良しなにのあいを見守ってくれてるのねーってにやけちゃう。

素晴らしき世界。この曲は、初めての国立の時ににのあいがセトリを考えてみようっていうので1曲目に選んでいた曲。そのときは採用されなかったけど、ずっと温めていたのかな。ようやく明るい時間帯(といってもDVD収録日は曇っているけど)に歌えてよかったね。(と思って泣いた。)

ラブシチュ。この曲は踊ってこそだよね!踊ってくれてよかった!衣装が残念だけど!(これだけじゃなくて今回衣装だけは残念なのがわりと多い><)

翔ちゃんコーナーは、HipPopからのC&Sの流れが鳥肌もの。本当にかっこいい。しかも!C&Sのにの!何かが舞い降りてきたとしか思えないほどのかっこよさ!目が覚めるほどのかっこよさ!この時期はぽにょってるピークに近いと思っていたけど、それが気にならないほどのかっこよさ!ビジュアルだけでこんなにときめいたの久しぶりだよー!←
にのは、意識的なのか無意識的なのか分からないけど、曲に合わせて表情や放つ雰囲気を変えてくる。曲と演出とにの自身が一体化してパフォーマンスが完成する。これが本当にすごいなーといつもいつも思う。

アデイ。「今からラップパートと歌パート交換しまーす!」という翔ちゃんの演出。にのと相葉ちゃんと翔ちゃんが楽しそうで幸せな気持ちで満たされる。「君の涙笑顔みんな全部〜」のところで翔ちゃんがめっちゃ笑っているのは何があったのかな〜。相葉ちゃんがにのの肩をたたいて何か言ってにのが笑っているのは何を話したのかな〜。気になる、知りたい、でも楽しそうだから何でもいいか、という気持ちにさせてくれる幸せオーラが素晴らしいよ。そして、寸足らずなにののフェイク!これは、きゅーーーってなった。のうぜんかつら並みにきゅーーーって。この演出をしてくれた翔ちゃんにありがとうの気持ちでいっぱいです。いいもの聴けたなあ。

ラキメン。基本的に私は何でも踊ってほしいの、この曲に対しても何で踊らないのサビで手を左右に振るだけとかやめてと思ったけど、代わる代わるラップをやっては5人でこじんまりと、だけど5人でものすごく楽しそうにしてるのを見ると、踊ってないけどいいよ!と超上から思ったのでしたw(偉そうにしてごめんなさい)5人が5人だけで楽しそうにやっている姿を少しおいてけぼりにされながら見る。それがなんだかとても懐かしい感覚だったというのもあるのかな。そしてにののかわいいラップね。これに萌えない人とかいるの?(まがお)と思ったのでした。

翔ちゃんがこうやってアレンジしたのも、C&Sやリマカや5×10で歌詞を変えてきたのもすごく嬉しかった。たとえそれが年数を合わせただけだとしても。それすらできてなかったときもあったから。ちゃんと作ってきているのが嬉しい。

にのコーナーはさすがだった。Breathlessでの青と水の演出のあと、Callingでは赤と炎の対照的な演出をして、踊って見せて、still...でメッセージを伝えて聴かせて、秘密でおちゃらける。ひとつひとつをとってみても、一連の流れで見ても、完成していて。すごいなーと思う。

still...は当時レポを読んだときにも震えたのだけど。
「車輪が回りだしたら旅は始まってしまうからもうはぐれないように過去をそっと抱きしめる」
にのがここを選んだ理由。これは嵐を支えてきた人たちへのメッセージだよね。とりわけデビュー当時から支えてきた人たちへの。車輪が回りだしたらっていうのは、過去に回りだしたときのことと、これからさらに回りだすことの両方を指しているのかなって今は思う。車輪が回りだしてにのも寂しさがあったのかな、これから回りだすことに少し不安もあったりするのかな。その気持ちはみんなと同じだよ、旅は始まってしまっても過去を忘れていない、ずっと大事にしてるよ。そんなメッセージなのかなと思った。自分がこの過去の全てを共有していないどころか、そのほんの一部しか知らないことはすごく残念に思うけど、そんな想いを抱えてるであろうにのだから、それをこうやって伝えてくれるにのだから、好き。妄想だけどね。

still...の高くすりきれそうな歌声から一転、低い声でごちゃごちゃ言い訳するところから始まった秘密。
ほんっっっとに恥ずかしいんだね!ていうのが今回もよく伝わってくるいい言い訳(笑)。
WSでここだけ見たときは、何だよー真面目にやれよー誤魔化すなよー、ネルシャツはどこだよーとか柄の悪い感想ばかり抱いていたのですが。いやいや、がんばったねにの、と頭を撫でたい気持ちになったよ(笑)。

最後の挨拶で、翔ちゃんの夢という言葉に切なくなって、相葉ちゃんの素直でまっすぐな思いに心が洗われた気持ちになって、にのの「上」が何を暗喩しているのか考えちゃって。感謝でさとしくんが泣きそうになっているのを堪えているように見えて泣きそうになって。最後に潤くんが、聖火台に向かってお礼を言おうってところで吹き出しちゃって。本当にいいコンサートだなーと思ったよ。行けれなかったけど、こんな風景を見させてくれてありがとう。そう思った。