きっと夢が叶うとこ…

前回の日記ののちハワイの詳細が発表されてそんな単純な話ではなかったのだと思わされました。
情報解禁されて1週間ハワイのことをたくさん考え込んでしまいました。
過去形にしているのは、考えた末に自分の中で結論が出たからです。
決して楽しくもおもしろくもない内容だけど感じたことをつらつらと書いておきたいと思います。
ほぼグチなので続きは隠します。


パッケージの詳細を見ながら気になったこと
・最短で4泊6日なこと(千歳仙台発のみに限定されているので3泊5日は例外)
・2公演あるのに1公演しか参加できないこと
・1公演15000人のスタンディングなこと
・同行者はFC会員でなくてよいこと
これらのことから、「ハワイでの嵐のコンサートに参加するパッケージ」ではなく「嵐のコンサート付ハワイ旅行のパッケージ」なのだと理解しました。
詳細が出たあとに、旅行業界の方やハワイ通の人が、この値段でシルバーウィークにハワイに行けて嵐のコンサートに参加できるなら値段は高くないとか安いとか書いているのを目にしました。実際私ももう少し高い金額を想定していたから思ったよりは上がらなかったなというのが第一印象でした。
ただし、それは嵐のコンサート付ハワイ旅行と考えたら妥当もしくは安い金額なわけであって。当たり前だけど、嵐のコンサートと考えるとすごく高い。だからきっと最も気持ち的に行きやすいのはハワイが好きで嵐が好きな人たち。ハワイが好きで、嵐はテレビを見ているだけだけど好きくらいの人でも申し込む内容だと思う(同行者はFC会員じゃなくていいのはそこかと)。
一方で、海外旅行やハワイ旅行に興味がなかったりハードルが高かったりするけど、嵐が好きで嵐のコンサートに行きたいという人には苦しい選択を迫られるなと。
だって、2公演やるのに入れるのはどちらか1公演で、15000人のスタンディングって嵐の姿が見えるのかも分からないし、どのあたりをターゲットにしたセトリにするのかも見えてこない。だから、ハワイを楽しんでねって言われてるこの日程なんだと思うけど、そこを望んでいなくてもこの金額と時間をかけないといけないなんて。これを機会に楽しもうって思えたらいいけど、ひとりだと厳しいなと。

せめて1泊とか2泊のパッケージがあったり、自分が海外旅行のハードルが低くてハワイが好きだったらどんなによかったことかと、無意味なことを思ってしまいました(そんな趣味があったらジャニオタできてないんだけどw)。

彼らのことなので、コンサートについてはすべてを踏まえたうえでちゃんと仕上げてきてくれるとは思うけど。けどでもだって…と言いながら思い悩みました。

結論としては、申し込まないことにしました。
私にはハワイといえどもひとりで海外旅行に行くことはできないなーって。1泊や2泊ならひとりでも割り切れるけど、そういう内容ではなかったから。いっぱい考えたからこれ以上考えても結論は同じ。だからもう切り替えようと思って。
実は、情報解禁の時点で私の周りには行く人はあまりいないだろうからひとりで行くことも視野に入れないとと思いつつも、唯一いつも一緒に遠征している友達は行く方向で考えると思っていたのです。ところが友達は来月ハワイに行くというので、それは無理だねとなって。私自身の事情ではないけど、タイミングが違ったんだなーとすんなり思えました。
そんな感じで今は落ち着いています。

そして、ここからはハワイでコンサートをすることそのものに対して思ったこと。

前回の日記で書いたとおり、嵐がやりたかったことなんだとは今も思ってる。
ただ、詳細が出てからはこういう形でやりたかったかは別だよね(別であってほしいという気持ちが前提にあるのだけど)。別としてというか、各方面の思惑と嵐が今置かれている環境ではこうするしかない形なだけであって、本人たちはこの形は望んでいなかった、でもハワイでコンサートをやりたかった、という意味での、福岡オーラスでのにのの「ファンの人たちのことを考えていないことになるかもしれない」発言なのかなって。 それに、にのの「15周年は特別ではない。15歳だからって祝わないでしょ。」発言や、今回のハワイコンサートのタイトルに15周年を記念する言葉がないことは、嵐の配慮なのかなーって。そう思いたいだけの勝手な妄想だけど、そんなことを思った。

それにしても、嵐ってなんだろう。
コンサートの動員数の3万人のうち、何人が日本から行って、何人が現地の住民なのか分からないけど、パッケージが多種に渡っていることや飛行機の臨時便が100機出ることを考えたら、その大部分は日本から行く人になるのではないかと思う。参加する人はもちろん、旅行会社や航空会社や観光先でたくさんの人が携わって、たくさんのお金が動いて。嵐は何を背負わされているのかな。嵐ってアイドルだよーーってどこへともなく言いたくなった。

これが成功すると、どうなるのかな。その先には何が待っているのかな。
そう思うと胸がざわつきます。

にののドラマが始まって、雑誌や新聞のインタビューでにのがこれまで聞いたことがないようなことを話していて、嬉しい楽しい幸せしかなかったけど、唯一、悲しくてやりきれなくて、今もどういうことか考えている女性セブンでのにのの言葉。

もう演出家にはなろうとは思ってないですよ。30才で作品を作るって普通のことなんですよ。今は失うものが多すぎるよね、作品の良し悪しでしか判断されなくなちゃうから。

「失うものが多すぎる」そこに今回のことも重ねてしまいました。

暗くなってしまったけど、行けなくても楽しみにする気持ちは持っていたい。
ハワイで5人が楽しくて幸せでありますように。5人が仲良いことを誰よりも願っている彼が笑顔でありますように。成功しますように。みんなが無事に帰国できますように。
そう日本から願っていたいと思います。

演出家の話はまた別で書きたいな。