2013年1月分

2013年1冊目の読書は、対談集「だって、女子だもん!!」。
読みながら、へこんで怒って泣いて笑って励まされて。そして前を向ける。そんな本が今年の1冊目になった。
この中の湯山さんの対談に触発されて、今年に入って週1のペースで映画館に映画を観に行っている。それから、初めての海外旅行に出る決断も、この対談に後押しされてできた気がする。
私は私の好きなことややりたいことをやっていいんだって、読んでいて思ったから。疲れても、失敗しても、とにかく自分がやったり行動したりする中でしか本当に自分の好きなことややりたいことは見つからないんだって目が覚めた感じ。


降り積もる雪のように、周囲の視線が気になって仕方がなくて、それが私の上にまた降り積もって身動きがとれなくなってきたら、何度でもこの本を読むんだ。そう思ってる。


そして、今年の私の読書テーマである海外文学は「レ・ミゼラブル」でスタート。
すごく難しいのだけど、ヨーロッパの歴史や社会の仕組みをよく分からないまま読み流してもなお感動で震えるという。そして、ようやく読み終えることができた自分にも感動するという(笑)。
それにしても、巻数が多いと当たり前だけど、ひとつのお話を読み終えるまでに時間が相当かかるわけで。最終巻を読み終える頃にはおそらく季節が変わっていると思う。



2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:900ページ
ナイス数:50ナイス


■だって、女子だもん!!: 雨宮まみ対談集
どの対談も思い当たる節がひとつとなくあって胸が痛くて、でも同じように思っている人がいることに安心して泣けてきて。読みながら一緒に腹立てて怒って傷ついて笑って。感情の起伏が激しかった。特に衝撃を受けたのは湯山さんとの対談の中の、こじらせから自由になるには「教養」と「冒険」しかないの章。当たりは5回に1回しかないと分かっていれば気持ちが楽になる。あと、おかざきさんの「結婚とは変態になること」。面白かったー。何度でも読み返したい。
読了日:1月11日 著者:雨宮 まみ,湯山 玲子,能町 みね子,小島 慶子,峰 なゆか,おかざき 真里


レ・ミゼラブル (1) (新潮文庫)
想像を絶する壮大な物語。登場人物ひとりひとりの人生や生き様がとても細かく描かれていて、作者がこのひとたちに実際会ってきたかのようなリアリティを感じる。細かすぎて正直そこまで要るかなと思う部分もあったけれど、読み進むに従い、それらが物語を深め、無駄な記述などないことを思い知らされる。ファンチーヌの運命に胸が張り裂けそうになり、ジャン・ヴァルジャンの葛藤に心が締め付けられた。6年前に一度読むのを諦めたけど、映画をきっかけにまずは1巻を読みきることができて、この本に出会えたことにも感動した!
読了日:1月29日 著者:ユゴー


■やせる! (光文社新書)
健康的にやせるための知識や方法が細かく書かれている本。読むと、実践したらやせれそう!というよりは、健康になれそう!という気持ちになった。まずは、N/Cレートのよい食べ物「まごわやさしい」を意識して食事を摂りたいと思う。
読了日:1月29日 著者:勝間 和代