行こう

3回目観てきました。これで見納め。長い旅が終った気分。だって、発表・撮影からって考えると2009年の10月からだからね。本当長かったね。


今回確認したかったのは最後だけ。最後、西くんの姿をした千手が液体をガンツにかけて以降を観て確認したかった。で、結果、やっぱり私はハッピーエンドと思えなかったな。「分かったよガンツ」、「何でこうするしかないんだ」っていうセリフからして結局ガンツの思い通りになっていて。たしかに計ちゃんの答えはベストではないけどベターな選択だったと思うし、計ちゃんは小さい頃みたいにヒーローになったのかもしれない。でも、誰にも覚えられていなくて、多恵ちゃんとは二度と会えなくて…最後まで切なさが拭えなかった。復讐の連鎖は断ち切れる、誰かのために生きることができるって計ちゃんが命をかけて示したんだろうけど…でもーっていう。
だからと言って、切なさが残る終わり方が悪いとは全く思ってないんだけどね。

それと、毎回違和感を感じるのが加藤星人との対決での会話。「なぜ弟を殺したか」っていうのが会話のテーマになってるようだけど、そこで加藤がお父さんを殺したことを引っ張り出す意味が分からない。そこは、復讐をさせてしまう憎悪の気持ちを分からせるためっていうシンプルなものでいいんじゃないのかと。父親を殺したお前も同じものを持っているって分かりにくいなと。

あとね、ガンツ部屋で星人と撃ち合いになる直前のにの1人のカットをキャプしたくて仕方なかった。早く。DVDを手にしたら一番にキャプるから!本当あの1カットのにののかっこよさは秀逸。

そして、にの担としてはにのが作り出す一面を垣間見れたことが何より幸せだった。この作品が次のステージへ行く一歩になってたらいいな。って完全に私の望みでしかないんだけどね。その日が来るのを待ってる。きっと叶いますように。