遊園地ぜったい行こうね

意外にもこの台詞が気に入ってる。力強い言い方と台詞の内容のアンマッチな感じがいかにも非日常でいいなって。
というわけで、昨日観てきました。2回目です。


2回目ってたいてい確認をしながら観ると思うのだけど、今までと違ってにのの確認というより、内容の確認をしながら観た。

まず、地下鉄の戦闘シーン。
ぜーったい車両の前後が狂ってるって!って何度も思っていたのだけど、これは観たあとに友達と散々検討して解決した。ただし、重田が多恵ちゃんより前の車両にいて、なおかつ黒服星人のひとりが最前列の車両に向かわず途中の車両に留まっていて、計ちゃんがホームをすごく速く走って多恵ちゃんがいた車両を追い越してしまって、壱は多恵ちゃんより後ろの車両にいた。この条件が揃うと前後の筋が通ることになる(ってありえねーw)(特に2番目と3番目の条件は無理矢理すぎる)。まあ、ナビ観ると電車のセットはお金も時間もかかってそうだったし…いろいろな事情があるのかもね。

そして、多恵ちゃんがターゲットになった理由と、ガンツと星人の関係。
これは考えてみたけど結局前のエントリと変わらないかな。ガンツの始まりは謎のまま。でもそれでいいというか、敢えてそうしたように思った。

それから、液体の謎や、ガンツは星人との戦いで死んだ人に限らず死んだ人を生き返らせれるのかとか、重田の記憶が残っていていいのか(西くん顔割れてるけど)とか、ガンツは玉に意思があるのではなくて繋がっている人体がガンツを操れるのかとか、ガンツから観覧車に信号を送れるのかとかいろいろ、全て「っていうことよね?」「そういうことになるよね?」みたいに語尾に?マークをつけながら友達と感想を話した感じだった。こっちで考える幅が広すぎませんか。でも、にのが導いている通り、それら含め、観て考えたこと自体がPERFECT ANSWERだっていうことよね。

映画全体を通して演出面で好きなシーンはやっぱり地下鉄の戦闘シーン。中でも、計ちゃんがホームに投げ出されたときに多恵ちゃんを見つけるシーン。映像をスローで流して時の流れをゆっくり見せる演出がもともと好きみたい(と気づいた)。そして、そのあと重田と行き交うシーンも。これはにのが脚本を変えたからっていうのがあるけど、確かにその方が自然だって思わされるし、それによって地下鉄のシーンの見せ場を増やせていると思う。

そして何よりにのファンとしては声を殺して泣く演技だけでも、観る価値はあるなって思わされるくらい、小島多恵ミッションのあとのガンツ部屋のシーンは好き。
あと西くんの「だっせー」を今か今かと待ちわびてる私がいました。西くんいいわー。西くんはあんなに簡単に死なないと思う。これは言いたい。


映画について話したあとの話題の方が印象に残りすぎてしまってあんまり覚えてないな。
でも話聞けて聞いてもらえて安心した。気分は上がらないけど。自分の性格が面倒くさすぎて嫌になるけど。でもそれに気づけてよかったとは思えた。

次は妹と観に行きます。