GANTZ PERFECT ANSWER

昨日やっと観てきました。


凄かったねー。かっこよかった。
大切な人を守り抜いたヒーロー。復讐の連鎖を断ち切って世界を救ったヒーロー。そのヒーローである計ちゃんを演じるにの。地下鉄の戦闘シーン。最後の星人との対峙。遊園地のメッセージ。
どれもかっこよくて。凄い映画に出ちゃったねーにのって思った。

でもね、PART1に続いてやっぱり脚本は好きになれない…(きっぱり)。
細かいところを言い出せば切りがなくなるのだけど(それぞれの言動が急すぎると思うの)(あとね、やっぱり、いま死んだよね?っていうシーン多い)、特に、多恵ちゃんがターゲットになった理由、ガンツと星人の関係が私には解せなかった。
多恵ちゃんがターゲットになったのは、死んだ多恵ちゃんを生き返らせるために、そのためにGANTZを消滅させないために、計ちゃんが自分でガンツに残る事を選択するよう仕向けるため。…ってこと?(「ために」が多すぎ)でも、そしたら計ちゃんの「ずっと戦わせるためだろ?」っていう台詞と辻褄が合わないんだよねー。
そして、ガンツが死んだ人を集めて星人と戦わせていたのは、ガンツが生き延びるためなのか、星人がガンツ破壊を狙っているからなのかがよく分からなかった。だけど、星人が復讐をしていたことを考えると、ガンツによって集められた人々によって星人が殺されてから、ガンツの破壊を企てるようになったって考える方が自然。だから、じゃあ何でガンツは星人殺しを命令し始めたのかって分かんないままなんだよねー。
この2つに関してはまた観てから確認かなー。

ほかの細かい部分に関しては、気にしてはいけないんだなって思った。
そういう作品ではないんだね。きっと。ヒーローが出てくるアクション映画だから。
だって、地下鉄のシーンや星人との対峙、本当にかっこよかったもん。地下鉄のシーンは何度でも観たい。これ本当に邦画かなって思うくらい(って10年くらい洋画を観ていない人が言ってます)(説得力なし)。

それに、ガンツと星人に関しては答えは出ていないけど、計ちゃんが出した答えには私はとても納得していて。いい終わり方だったって思ってる。計ちゃんの選択が、どこまでも完璧なヒーローでかっこよかった。誰かのために生きるって難しい。だけど計ちゃんはそれを最後まで貫いたんだなーって。キャンパスに残された計ちゃんの字を見て、観覧車に出てきた計ちゃんのメッセージを見て、どうか多恵ちゃんだけでも計ちゃんが生かしてくれたことを思い出して。って願わずにはいられなかった。切ない。

にの目線で一番好きなシーンは小島多恵ミッション後のガンツ部屋。それと、ガンツ部屋での星人との対峙(のときの髪型)。髪型と言えば、最後、計ちゃんがいるんだろうなーって思ったから、ハゲてたらどうしようって別の意味でちょっとどきどきしたよね(え)。

雑誌はあまり読めていないんだけど、パンフや写真集を読んだりして、今回はにのが創りにいってたんだなって思って。創る過程に参加しているというか。それが責任感からくるものなのか、好きからくるものなのか分かんないけど。私の夢の欠片を見させてもらった気分で幸せでした。いつか本当に叶う日がくるといいな。